【保存版】飲食店の坪数と客席数の目安|松戸市・柏市での開業にも役立つ

飲食店の坪数と客席数の目安|松戸市・柏市で開業する方へ
飲食店を開業する際に、最も悩ましいのが「店舗の広さ(坪数)に対して、何席作るべきか」という点です。坪数と客席数のバランスは、売上や回転率、スタッフの動線効率に直結するため、しっかりとした設計が求められます。
坪数別・客席数の目安
まずは一般的な目安から見ていきましょう。飲食店は「1席あたり1.2〜1.5坪」が理想的な広さと言われています。ただし、業態によってこの数字は大きく変動します。
店舗の広さ(坪) | 客席数の目安 | 想定業態 |
---|---|---|
5坪 | 4〜6席 | テイクアウト専門、カウンター中心 |
10坪 | 8〜12席 | ラーメン店、カフェ、小型居酒屋 |
15坪 | 12〜20席 | 洋食店、定食屋 |
20坪 | 20〜30席 | ファミリーレストラン、中型居酒屋 |
30坪 | 30〜45席 | 焼肉店、ビストロ、地域密着レストラン |
厨房とホールの比率
飲食店では「厨房:ホール=3:7」または「4:6」が理想とされています。厨房が狭すぎると調理効率が落ち、逆に広すぎても非効率になります。松戸市や柏市のように地価が比較的抑えめな地域では、やや広めの厨房を確保する店舗も多いです。
回転率と売上の関係
席数を増やせば売上が増えるとは限りません。重要なのは「回転率」と「客単価」。例えば、10坪で10席のカフェでも、1日3回転×単価1,000円で1日売上3万円を見込めます。これに対して、席数ばかりを増やしても、スタッフの負担やオペレーションミスが増えると、かえって評価が下がってしまうケースも。
実際の開業例(松戸市・柏市)
■ 松戸市:10坪のカウンター焼鳥店
松戸駅近くの商店街にある焼鳥店は、約10坪の店舗でカウンター8席のみ。厨房を直線的に配置し、スタッフ1人で切り盛りできる動線設計にしたことで、家賃と人件費を大幅に抑えています。
■ 柏市:15坪のベーカリーカフェ
柏の住宅街に出店したベーカリーカフェは、15坪のスペースにテーブル席10席+テラス席4席を配置。キッチンをコンパクトにすることで客席を確保し、地元ママ層に人気の店となっています。
坪数選びで注意すべき3つのポイント
- 1. 家賃とのバランス
坪数が広がると当然家賃も高くなります。松戸市や柏市では10〜15坪で家賃10〜20万円が相場です。 - 2. スタッフ数とのバランス
席数が多くても人手が足りなければ回しきれません。特に個人経営の場合は、1〜2人で回せる席数に抑えるのが鉄則です。 - 3. 保健所の規定
厨房の広さやシンクの数など、地域ごとに細かい基準があります。松戸市・柏市ともに事前相談が可能なので、開業前に確認しましょう。
飲食店の内装設計も重要!
坪数や席数の設計に加え、内装の雰囲気もお客様の満足度に直結します。当社では、松戸市・柏市で多数の飲食店内装工事を手がけており、坪数に応じた最適なレイアウトをご提案可能です。
▼過去の施工事例はこちらからご覧いただけます。
都住設株式会社の飲食店施工実績
まとめ|坪数と客席数は「戦略」
飲食店の成功は、味や接客だけではありません。坪数と客席数のバランス、動線、回転率まで含めた「経営戦略」があってこそです。松戸市・柏市で飲食店を開業予定の方は、まずは小さく始めて、最適なレイアウトと規模感を見極めることをおすすめします。
内装デザインや店舗設計でお悩みの方は、ぜひ都住設株式会社にご相談ください。