千葉県で再び記録的な大雨|豪雨・浸水・雨漏りから住宅を守るための対策とは?
【2026年9月】千葉県で再び記録的な大雨|豪雨・浸水・雨漏りから住宅を守るための対策とは?
2026年、千葉県では短期間に大雨が続いています。
8月13日から14日にかけて発生した記録的な大雨に続き、9月にも千葉県内の広い範囲で非常に多くの雨が降りました。
特に2026年9月21日前後には、千葉県内の複数地点で短時間に大量の雨が降り、道路冠水や住宅への浸水、雨漏りなどが心配される状況となりました。
近年の豪雨で注意したいのは、川の近くだけではありません。
短時間に排水能力を超える雨が降ることで、住宅街でも道路が冠水したり、敷地や建物へ雨水が流れ込んだりする内水氾濫が発生することがあります。
また、普段の雨では問題がなかった屋根・外壁・ベランダ・サッシなどから、豪雨のときだけ雨漏りするケースもあります。
今回は、柏市・松戸市を中心に千葉県内で住宅リフォームや雨漏り修繕を行っている都住設が、2026年に千葉県で発生した豪雨を踏まえ、住宅で確認しておきたい大雨・浸水・雨漏り対策について解説します。
2026年9月、千葉県で再び大雨
2026年9月19日から23日にかけて、千葉県内では非常に多くの雨が観測されました。
気象庁の速報値では、この期間の降水量は市原市牛久で493.5mm、茂原市で472.0mm、館山市で452.0mmなどとなっています。
また、9月21日には短時間に雨が集中し、6時間降水量は千葉市で181.5mm、香取市で181.0mm、東庄町では171.5mmを観測しました。
東庄町では6時間降水量について、それまでの観測史上1位の値を更新しています。
船橋市でも、この期間に24時間降水量185.0mmが観測され、9月として過去の記録を上回る値となりました。
千葉県ではわずか1か月ほど前にも大規模な豪雨が発生しています。
8月には「令和8年8月千葉豪雨」が発生
2026年8月13日から14日にかけて発生した大雨について、気象庁はその後、正式に「令和8年8月千葉豪雨」と名称を定めました。
気象庁によると、複数地点で1時間・3時間降水量などの観測史上1位を更新し、13日から14日にかけての総降水量が300mmを超えた地点もありました。
この豪雨では、千葉県を中心に浸水被害や土砂災害も発生しています。
つまり2026年の千葉県では、8月、9月と続けて住宅への影響を考えなければならない規模の大雨が発生したことになります。
なぜ最近の豪雨では住宅街でも浸水するのか?
「近くに大きな川がないから洪水は大丈夫」
そう考えている方も少なくありません。
しかし、豪雨による浸水は川の氾濫だけが原因ではありません。
短時間に大量の雨が降ると、道路側溝や下水道などの排水能力を雨量が上回ることがあります。
行き場を失った雨水が道路や住宅地にあふれる現象が内水氾濫です。
普段は水害が起きていない住宅地でも、短時間に極端な雨が集中すると道路が冠水する可能性があります。
豪雨のあとに確認したい住宅の7つの場所
大雨が過ぎたあと、「室内に水が入っていないから大丈夫」と判断するのは少し早い場合があります。
住宅では、目立たない場所で雨水が侵入しているケースがあるためです。
1. 屋根・屋根板金
屋根材そのものだけでなく、棟板金や取り合い部分などから雨水が侵入する場合があります。
ただし、大雨直後にご自身で屋根へ上がるのは危険です。屋根上の確認は専門業者へ依頼してください。
2. 軒天井
軒天に茶色いシミ・膨れ・剥がれなどが出ていないか確認します。
屋根から侵入した雨水が内部を伝って軒天に現れることがあります。
3. ベランダ・バルコニー
ベランダの防水層、排水口、立ち上がり部分なども確認したいポイントです。
排水口に落ち葉やゴミが詰まっていると、豪雨時に排水が追いつかなくなることがあります。
4. 窓・サッシ周辺
横殴りの雨では、普段の雨では水が入らない場所から雨水が侵入することがあります。
サッシ周辺の壁や窓枠に水染みがないか確認してみましょう。
5. 外壁
外壁のひび割れやシーリングの劣化部分などから雨水が侵入する場合があります。
6. 天井・壁
クロスに薄い茶色のシミが出た、壁紙が浮いた、天井が湿っているなどの症状は雨漏りの可能性があります。
7. 床下
床上浸水していなくても、床下だけに雨水が入り込んでいる場合があります。
床下浸水を放置すると、湿気・カビ・木材への影響などにつながる可能性があるため注意が必要です。
大雨の前にできる住宅の浸水対策
豪雨そのものを防ぐことはできませんが、住宅側で事前にできる対策はいくつかあります。
| 確認する場所 | 主な対策 |
|---|---|
| 雨どい | 落ち葉・泥・ゴミなどを取り除き、正常に排水できる状態にする |
| ベランダ排水口 | ゴミや落ち葉を清掃し、排水経路を確保する |
| 玄関・勝手口 | 浸水リスクがある場合は止水板や土のう・水のうなどを準備する |
| 屋外排水 | 側溝・排水桝周辺にゴミが溜まっていないか確認する |
| 屋根・外壁 | ひび割れ・板金・シーリングなどの劣化を事前に点検する |
| ベランダ | 防水層のひび割れ・浮き・剥がれなどを確認する |
| ハザードマップ | 自宅周辺の洪水・内水・土砂災害リスクを事前に確認する |
特に重要なのがベランダ・雨どい・排水口の清掃
大雨前に比較的簡単にできる対策が、排水経路の確認です。
ベランダの排水口に落ち葉やゴミが詰まっていると、大量の雨が降った際に水位が上がり、本来水が入ることを想定していない場所まで雨水が達する可能性があります。
雨どいについても同様です。
雨どいが詰まっていると屋根から流れてきた大量の雨水を正常に排水できず、外壁側へ大量の水が流れる場合があります。
台風や線状降水帯などによる大雨が予想されている場合は、雨が降り始めてからではなく、天候が安全なうちに確認しておきましょう。
浸水が始まってから屋外で対策するのは危険
ここは非常に重要です。
道路冠水や浸水が始まってから、屋外へ出て排水口を掃除したり、土のうを設置したりするのは危険です。
水が流れている場所ではマンホールや側溝が見えなくなっている可能性もあります。
住宅の対策は大雨が降る前に行い、危険が迫っている場合は建物の修理よりも人命を優先してください。
豪雨のときだけ雨漏りする住宅もあります
「普通の雨では漏れないのに、大雨のときだけ雨漏りする」
実際にこうしたご相談はあります。
雨量が非常に多い場合や強風を伴う場合、普段とは違う方向から建物へ雨が当たります。
そのため、通常の雨では問題にならない屋根・外壁・サッシ・板金などの小さな隙間から雨水が侵入することがあります。
大雨のときだけ発生する雨漏りについても、「乾いたから直った」と考えず、どこから水が入った可能性があるのか確認することが大切です。
雨漏りを見つけたら写真を撮っておく
雨漏りや浸水が発生した場合、安全を確保したうえで被害状況を写真や動画で記録しておくことをおすすめします。
特に、
- 水が入ってきた場所
- 天井・壁の雨染み
- 床まで水が来た状態
- 浸水した高さ
- 破損した屋根・外壁など
- 被害を受けた家具や設備
などを記録しておくと、修繕範囲を確認する際にも役立ちます。
また、加入している火災保険の契約内容によっては、風災や水災などが補償対象となる可能性があります。
ただし、すべての雨漏り・浸水が火災保険の対象になるわけではありません。原因や契約内容、免責金額などによって判断が異なるため、保険会社または代理店へ確認してください。
浸水した住宅は「乾かせば終わり」ではありません
床上・床下まで浸水した場合は、水が引いたあとも注意が必要です。
床下や壁内部に水分が残っていると、見た目では乾いているように見えても湿気が残っている場合があります。
状況によっては、
- 床材の撤去
- 濡れた断熱材の確認・交換
- 壁下地の確認
- 床下の排水
- 乾燥
- 必要な清掃
- カビ対策
- クロス・床材などの復旧
などが必要になる場合があります。
どこまで解体・交換する必要があるかは浸水の程度や建物の構造によって異なるため、現地の状態を確認して判断します。
コンセント付近まで浸水した場合は電気にも注意
浸水時に特に注意したいのが電気設備です。
コンセント・電気設備・分電盤などが水に浸かった可能性がある場合、自己判断で電源を入れるのは避けてください。
感電や漏電などの危険があるため、安全が確認できるまでは専門業者へ相談することが重要です。
柏市・松戸市・我孫子市・船橋市でも豪雨対策を
都住設では柏市・松戸市を中心に、我孫子市・流山市・鎌ケ谷市・船橋市など千葉県内で住宅修繕・リフォーム工事を行っています。
2026年の千葉県では、8月と9月に続けて非常に激しい大雨が発生しました。
「今まで浸水したことがないから大丈夫」
「今まで雨漏りしたことがないから大丈夫」
とは言い切れない雨の降り方が起きています。
特に築年数が経過している住宅では、大雨が降る前に屋根・外壁・ベランダ・雨どい・排水設備などを確認しておくことをおすすめします。
都住設では豪雨後の住宅修繕をまとめて対応
豪雨被害では、一つの専門業者だけでは工事が完結しないケースがあります。
例えば雨漏りによって天井まで被害が出れば、原因となった屋根や外壁の修理だけでなく、天井下地やクロスなどの内装復旧も必要になります。
床下浸水であれば、排水・乾燥後に床や壁などの修繕が必要になる場合もあります。
都住設では、
- 雨漏り修繕
- 屋根・板金修繕
- 外壁修繕
- ベランダ防水
- 床・壁・天井の復旧
- クロス・床材張り替え
- 給排水設備
- 電気設備を伴う改修
など、被害状況に合わせて住宅全体の修繕をご相談いただけます。
よくある質問|千葉県の豪雨・雨漏り・浸水対策
Q. 大雨のあと天井にシミができました。雨漏りですか?
雨水が建物内部へ侵入した可能性があります。屋根だけでなく、外壁・サッシ・板金・ベランダなど複数の原因が考えられるため、現地確認がおすすめです。
Q. 普通の雨では漏れないのに豪雨のときだけ漏れます。
強い雨や風向きによって、通常の雨では水が入りにくい場所から浸入するケースがあります。大雨時だけの雨漏りでも原因確認が重要です。
Q. 床下だけ浸水した場合も修繕が必要ですか?
浸水量や建物の構造によります。床下に水分が残った状態が続くと建材や湿気環境へ影響する可能性があるため、排水・乾燥を含め状態を確認することが重要です。
Q. 雨漏りや浸水は火災保険を使えますか?
契約に風災・水災などの補償が含まれており、被害原因が契約条件に該当すれば補償対象となる可能性があります。ただし、経年劣化など対象にならないケースもあり、最終的な判断は保険会社が行います。まず契約内容をご確認ください。
Q. 豪雨の前に一番簡単にできる対策は?
安全なうちに雨どい・ベランダ排水口・敷地内排水などが詰まっていないか確認することです。また、自宅周辺のハザードマップと避難経路も確認しておきましょう。
まとめ|2026年の千葉豪雨を機に住宅の大雨対策を
2026年の千葉県では、8月の「令和8年8月千葉豪雨」に続き、9月にも非常に多くの雨が降りました。
これから住宅を守るためには、雨漏りしてから修理するだけでなく、大雨が降る前に屋根・外壁・ベランダ・雨どい・排水設備などを確認しておくことも重要です。
そして豪雨後に、
「天井に雨染みが出た」
「ベランダから雨漏りした」
「床下まで水が入った」
「軒天井が濡れている」
「クロスにカビが出てきた」
といった異変があれば、被害が広がる前に原因を確認しましょう。
都住設では千葉県内の雨漏り・浸水被害について、原因箇所の修繕から内装復旧までまとめてご相談いただけます。
