松戸市マンションの水道メーター配管更新工事|老朽化による漏水リスクを未然に防ぐ

今回は、築30年を超えるマンションにおいて実施した「水道メーター周りの配管更新工事」について、施工の背景から工事内容、完了後の効果までを詳しくご紹介します。
施工の背景|マンション配管の老朽化によるリスク
マンションの配管設備は建物の中でも見えづらい部分にあり、定期的なメンテナンスや更新工事が後回しになりがちです。しかし、老朽化した水道配管は漏水や水圧低下、最悪の場合は住戸全体への断水リスクを招く可能性があります。
今回ご依頼いただいたのは、千葉県松戸市にある5階建て・40世帯の分譲マンション管理組合様。共用部分の給水管から水道メーターにかけての配管に腐食や水漏れの兆候が見られ、全住戸のメーター周辺配管を一斉に更新する計画が立てられました。
工事内容の概要
- 工事名称:水道メーター周り配管更新工事
- 場所:千葉県松戸市 マンション共用部
- 施工時期:2025年5月
- 施工期間:約10日間(事前調査含む)
- 工事費用:約480万円(全40世帯分)
施工前の状況調査
まずは住戸ごとに水道メーター設置箇所の調査を実施。多くのメーター周辺に鉄管(SGP)が使用されており、外観からも錆や腐食が進行しているのが確認されました。
特に築30年以上経過している建物では、金属配管の劣化は避けられず、ピンホール漏水や圧力損失が発生しやすくなります。また、見た目に異常がない箇所でも内部に錆が溜まり、水質や給水圧に影響するケースも多々あります。
配管更新の方針
今回は以下の方針で工事を行うことになりました。
- 既存の鉄管(SGP)を全撤去
- 新たに耐腐食性の高い樹脂配管(HIVP)またはポリブテン管へ切替
- 水道メーターとの接続部分には漏水対策のストレーナーを新設
- 将来のメンテナンス性を考慮し、点検口からアクセスできる設計に
実際の施工の流れ
- 【1日目】工事説明会の実施(居住者向け)
- 【2日目】既存配管の解体撤去
- 【3〜6日目】新規配管の設置・保温材巻き施工
- 【7日目】メーターとの接続・止水栓交換
- 【8日目】通水試験・圧力検査・漏水チェック
- 【9日目】復旧工事(点検口パネル再設置など)
- 【10日目】完了報告・引き渡し
施工中の配慮事項
マンションという共同住宅での工事では、以下のような点にも最大限配慮しました。
- 日中の作業時間を10時〜16時に限定(騒音対策)
- 居住者一人ひとりに事前訪問・作業日時のご説明
- 工事完了後の水圧チェックを住戸ごとに丁寧に実施
- 共用通路や階段などの養生を徹底
工事完了後の変化・効果
全住戸の水道メーター周りの配管を更新したことで、以下のようなメリットが得られました。
- 漏水リスクの大幅な低減
- 水圧の安定化・給水効率の向上
- 今後のメーター交換が容易に
- 住民からの安心感・管理組合の評価向上
とくに築古マンションでは、目に見えない設備の更新が建物全体の価値維持に直結します。今回のような配管更新は、外装塗装や屋上防水と並ぶ重要な長期修繕計画の一環といえます。
担当者からの一言
都住設株式会社では、こうしたマンションの共用設備更新にも多くの実績があります。配管工事は見えないところの工事ですが、「見えない安心」を届けることが私たちの使命です。管理組合様・理事長様からのご相談、現地調査、予算組みのご提案まで、すべて無料で対応しております。
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マンションの配管や水道まわりに不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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