【施工実績】火災からの再生リフォーム｜I型キッチンからアイランドキッチンへ大変身

投稿：2025年8月18日

今回は、火事によってダメージを受けた戸建住宅を、ただ元に戻すのではなく「今よりもっと快適に住める家へ」と、間取りの見直しや設備のアップデートを行ったリノベーション事例をご紹介します。

施工エリアは千葉県松戸市。柏市や流山市エリアからのご依頼も多い都住設株式会社が担当しました。

📍 ご依頼の背景

火災が発生したのはキッチン付近。幸いにも構造体の大部分は無事でしたが、煙・ススによる被害や一部内装材の損傷、匂いの付着などで、生活は困難な状態に。

お施主様からは、「せっかく工事をするなら、以前より暮らしやすく・見た目もおしゃれにしてほしい」とのご要望をいただき、以下のようなリノベーション計画を立案しました。

旧キッチンは壁に沿ったI型タイプで、収納力も調理スペースも限られていました。新たに採用したのは、家の中心に配置するアイランドキッチン。

ぐるっと周囲を回遊できることで、料理中の動線がスムーズになり、お子様やご主人ともコミュニケーションがとれる開放的な空間になりました。

火災による煙で天井・壁紙は全面的にダメージがありました。そこで、1階・2階ともに全室のクロスを張替え。使用したのは、防臭・防汚・抗菌仕様のハイグレードクロス。

古くなったドア・襖・引き戸などはすべて最新の木目調建具に変更。引き戸を多用することで、バリアフリー性も向上しました。

LDKには耐傷性・耐水性に優れたフローリング材を採用。和室は琉球畳風の半畳畳へ入替え、モダンな雰囲気を演出。

断熱性を高めるために内窓を設置。窓を二重にすることで、外気の侵入を防ぎ、省エネ性能と防音性能が格段にアップ。

火事の後は正直、気力もなくなっていましたが、都住設さんが「今より良くする」提案をしてくれて、前向きな気持ちになれました。キッチンがすごく使いやすくなって、家族と料理するのが楽しくなりました！

火災による損傷は身体的にも精神的にも大きなダメージを与えますが、「ただ元に戻す」のではなく、「より暮らしやすい家へ」と再構築することで、新たなスタートを切ることができます。

今回は松戸市での事例でしたが、柏市・流山市・我孫子市など近隣エリアでも対応可能です。火災保険の活用相談から設計・施工・補助金対応まで、トータルでサポートいたします。